CORNERSHOP / URBAN TURBAN

Urban Turban

　インド人の女性ボーカルをフィーチャーしたらしい前作(未聴)に続く新作で、今回も様々なアーティストとコラボした作品のようです。そのためか、コーナーショップのボーカリストが歌ってる曲が1曲目だけなので、そのあたりが残念なところです。
　全体的にはゆるいブレイクビーツが中心となった作りで、曲によってはエレクトロっぽい感じとか、ヒップホップよりの曲とか、まんまインドな曲など、彼らのこれまでのイメージ通りな感じですかね。どの曲も聴いてて癒し系と言うか、心地よいのはよいんですけど、やっぱり個人的には『Judy Sucks〜』に入ってたロックンロールやポップソングをファニーに解釈した曲が大好きなので、肩透かし感がありますね。
　それぞれの曲はいいんで、1曲目の「What Did The Hippie Have In His Bag?」のような彼が歌ったポップな曲があと2〜3曲あればなーという気がします。まぁ、期待しすぎなところはありますが。中では「Solid Gold」、「Concrete, Concrete」、「Something Makes You Feel Like」、「Dedicated」あたりがいい感じです。って1曲づつ聴いてたらどの曲も味があっていいすね。ということで、なかなかの佳作ということにしときます。