THE CRIBS / IN THE BELLY OF THE BRAZEN BULL
In the Belly of the Brazen Bull
- アーティスト: Cribs
- 出版社/メーカー: Wichita Records
- 発売日: 2012/06/19
- メディア: CD
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『MEN'S NEEDS,WOMEN'S NEEDS,WHATEVER』を買ったときに、「クリブスがいればもうウィーザーがいなくても大丈夫」的なことをこの日記で書いたんですけど、あのアルバムが『Weezer』(1st)なら、このアルバムはさしずめ『Pinkerton』というところですかね。サウンドの強弱とリズムの緩急を巧みに使い分けたアルバムで、メロディにも深みが出てきて、これはジョニー・マーと作った前作を自分たちで上手く消化したんだと解釈します。『Pinkerton』派の人にはこのアルバムをオススメします。
ちなみに、7曲目「Chi-Town」の一曲だけスティーヴ・アルビニが手掛けてるんですけど、この曲だけはやたらキャッチーで完全に浮いてるのが残念なところです。今のところ1、2、3、4、6、8が好き。彼ら自身がプロデュースした11〜14も組曲風になってて、アルバムを壮大に締めくくってていい感じだと思います。これは会心の作品ですよ。