邦楽'98

邦楽'98

  1. 東京 / くるり
  2. スロウ / Grapevine
  3. スモーキン・ビリー / ミッシェル・ガン・エレファント
  4. 発光体 / ゆらゆら帝国
  5. IGGY POP FUNCLUB / NUMBER GIRL
  6. LUCKY / SUPERCAR
  7. 千年メダル / ザ・ハイロウズ
  8. 楓 / スピッツ
  9. 陽はまたのぼりくりかえす / Dragon Ash
  10. LOADED / WINO
  11. ソファ / 斉藤和義
  12. Mo' Funky / Zoobombs
  13. Mo' Dub / Zoobombs
  14. 今日を生きよう / サニーデイ・サービス
  15. ダニー・ゴー / ミッシェル・ガン・エレファント


 まずは『邦楽'98』から。「98年の世代」と呼ばれることもあるように、98年頃にデビューしたアーティストがこの後のロックシーンを引っ張っていくことになります。具体的にはくるりナンバーガールスーパーカーあたりを指すようですね。くるりの「東京」とスーパーカーの『スリーアウトチェンジ』が98年、ナンバガの『SCHOOL GIRL BYE BYE』は97年発売。
 個人的には大学に入った年というのもあって、このあたりの音楽を聴き始めた頃でもあって懐かしいすね。当時はくるりの「東京」がほんとに大好きでした。あとよく聴いてたのはWINOで、ミッシェルも聴いてたのは聴いてたんですけど、ほんとに大好きになるのはもう少し後だったと思います。今では98年と言えば文句なくミッシェルの『ギヤ・ブルーズ』でしょうね。
 他にもサニーデイの『24時』、ゆらゆら帝国の『3×3×3』、Zoobombsの『Let It Bomb』などなかなか充実した年です。ドラゴンアッシュもブレイク前夜という感じで、「98年の世代」が次々とデビューし、シーンが動き出す気配を感じますね。そんな中でミッシェルが一足先にヒットを飛ばし、ロックミュージックが世間に広がる土壌を作ったんだと思います。
 今回の再編集で付け加えたのはゆら帝ナンバガスーパーカーハイロウズの4組で、ゆら帝を発見したのは確か翌年だったと思います。ナンバガスーパーカーも聴き始めたのはもう少し後でしたね。逆に外したのはゆず、トライセラトップスDA PUMPウルフルズなど。1〜3と8〜14は元々のテープと同じ曲で、Grapevineの「スロウ」は99年1月発売のようです。DA PUMP好きだったんですよね。実は。