GREEN DAY / 21ST CENTURY BREAKDOWN

21st Century Breakdown

21st Century Breakdown

メロディ自体は全体的に悪くないんですけど、いかんせんアルバムが長すぎますよ。最近の新しいバンドたちが30分程度のアルバムを作ってるのと比べると、彼らは挑戦的なんでしょうかね。バカ売れした前作のロックオペラというコンセプトってのを引きずってる影響があるのかもしれませんけど。
曲単位では「VIVA LA GLORIA!」とか「CHRISTIAN'S INFERNO」、「MURDER CITY」あたりはまずまずいいんじゃないかと思います。ただ、「BEFORE THE LOBOTOMY」とか「LAST NIGHT ON EARTH」あたりのロックバラードとでも呼びたいくらいのイマイチな曲を外して1枚作れば、前作と『NIMROD』の中間のようないいアルバムが出来てた気がして残念ですね。次回作ではもっとシンプルで、ポップで、パンクで、コンパクトなアルバムを期待します。個人的には『NIMROD』の曲を『WARNING』のようなサウンドで作ったアルバムが聴きたいすね。