Shane-THE POGUES:堕ちた天使の詩

一昨年にはフジでも来日し、その飲んだくれぶりを遺憾なく発揮したライブを披露してくれたポーグスのボーカリスト、シェインの半生にスポットを当てたドキュメンタリーです。生まれたころの話を両親が語ったり、学校を退学になった話など、かなりプライヴェートな話が満載で、ファンは必見だと思いますね。ポーグスを結成する前のNIPSというバンド時代の曲も聴けるし*1、若いころのライブ映像もあって貴重だと思います。
彼へのインタビューが多く収録されてるんですが、何とも言えない存在感がありますねー。居酒屋なんかで出会ったら絶対絡みたくない部類の人ですよね。目つきとかかなり怖いのに語ってることは真剣な内容だったり、いきなり歌いだしたりと、掴みどころが無い雰囲気ですね。はっきり言うなら完全にアル中でしょうか。
それと、ニック・ケイブが歌詞のことをかなり褒めてて、彼は天才だって言うもんだから、改めて歌詞を噛み締めて｢A rainy night in Soho｣とか｢Fairytale Of New York｣を聴いてみたら*2、確かにめちゃくちゃ名曲に思えてきましたね。泣けます。
その｢Fairytale Of New York｣のPVと、若くてやたらかっこいいジョー・ストラマーの解説が入る｢If I should fall from　grace with God｣のライブ映像。

*1:ポップでなかなかいい感じでしたね。

*2:字幕選択したら、どの曲でも日本語の訳詞が出る仕様になってます。