曽我部恵一/LOVE CITY

ラブシティ
年末に発表された曽我部恵一の新作。前二作のバンドサウンドから一転して、打ち込みを使ってたり、多くのゲストを招いていろんな楽器を使ってたりと、かなり時間をかけて作りこまれたアルバムになってます。最初に聴いて一番思った印象は、サニーデイぽい作品だなーという感じでした。メロディの付け方とかが、最近のシンプルなロックぽいのから、サニーデイのころの、うまく言葉では言えないんですけど、あの感じに戻ってるなーという気がします。例えば「幻の季節」のサビでの「身をまかせーたまーまーでー」っていうメロディなんかは、すげーサニーデイぽくて懐かしさを感じましたね。
同様に懐かしさを感じる「3つの部屋」、上記の「幻の季節」、「土曜の夜に」、「どこかでだれかが」、「WINDY」あたりが気に入ってます。特に「3つの部屋」はすげーいいですね。下北系と言うか。音楽オタクたちの情景。