劇団ひとり/陰日向に咲く

陰日向に咲く
前にちょっと書いたんですが、気になってたんで買って読んでみました。けっこうさらっと読めるんで、1日ですぐ読んじゃいましたね。感想は、単純に面白かったです。それぞれの話で、オチがついて軽く笑えるものから、感動してじーんと来る話もあって、それでいて微妙にそれぞれの話が繋がってるあたりが上手く書かれてるなーと思いました。
個人的には、「拝啓、アイドル様」と「Overrun」が好きですねー。どっちも最後でややじわっと来ちゃいました。出てくる主人公がほとんどダメな人間ってのが面白くて、ダメなりに考えやこだわりがあって、そこが愛すべきキャラとなってる気がします。あえて言うなら、最後の「鳴き砂を歩く犬」がイマイチで、やや尻つぼみ感が残るのが残念ですね。
それと、これを買うのに初めてアマゾンのマーケットプレイスを利用したんですけど、思ったより早く着いたし、支払いとかもカードで楽なんでけっこうアリだなと思いました。