ナイン・ソウルズ

ナイン・ソウルズ [DVD]
『青い春』の監督が再び松田龍平と撮った映画ってことで、確かにあの映画でも感じられたような、暴力性とか社会の闇なんかがまざまざと描かれてると思います。ラストのエンディングはアレ、これで終わりか、って感じなんですけども、途中までのそれぞれの人物の生き様(死に様)には、けっこう痺れるものがあります。松田龍平はこういう闇のある役に、凄みが出てきますねー。弟と再び対面してからの彼の演技は鬼気迫るものがあって、かなりかっこいいと思います。その他では、千原Jrがいい感じでした。