OUTKAST/IDLEWILD

Idlewild
大絶賛された前作に続く今作は、やはり前作の流れに沿ったイメージで、共作もあるんですけども、全体的には二人のソロを並べてる印象です。しかし彼らの場合すごいのは、アンドレの作った曲も、ビッグボーイの作った曲もいいんですよね。個人的にアンドレの曲の方が面白いのは間違いないんですが、ビッグボーイの曲もいいんですよねー。だから飛ばさずに聴けるし、この作品は映画のサントラ用ということで、短い曲も多く(特にアンドレ)、多彩な作りになってて飽きませんね。
コーラスが妙に耳に残って離れない「MORRIS BROWN」からアンドレっぽい「LIFE IS LIKE A MUSICAL」あたりの中盤の流れが今は一番気に入ってます。ポップな「MIGHTY O」とか「CALL THE LAW」、映画音楽っぽい「WHEN I LOOK IN YOUR EYES」もいいですねー。て言うかほとんどの曲はいい感じです。前作よりもいいかって言われればいいとは言い切れませんけど、この作品も間違いなくすげーいいアルバムだと思います。同時期に買ったJ5とかUDよりは断然こっちですね。両者と比べてもかなり聴きこんでます。
それと、画像としてはアンドレの姿が映ってますけど、見る角度によって画像が変わるようになってる3D仕様の初回盤のジャケットでは、8割くらいビッグボーイが映りますね。アンドレの映る角度が少なすぎる気がするんですけども、どうなんでしょうか。