ZAZEN BOYS@高松DIME

行ってきました、ZAZEN BOYS。やっぱりすげーかっこ良かったです。
会場に入ったのは開演20分くらい前だったんですけど、すでにけっこう埋まってました。時間の18時半になってもなかなか出てこなくて、5〜10分くらいおした後、恒例のマーキームーンで登場。やっぱりこの曲はかっこいいですよね。思ったより1stとか2ndの曲をしてくれて、前半の「MABOROSHI IN MY BLOOD」→「IKASAMA LOVE」にはテンションが上がりました。「SI・GE・KI」も良かったですね。この曲はアルバムよりも生の方が断然かっこいいと思います。あと中盤にやった「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」がアレンジが変わってて、すごくダンサブルな曲へと変貌しててかなり良かったですねー。「安眠棒」もかっこ良かったし、「客席にいる9割の男子は、変態が理由でフラれたことがある、その時の気持ちを思い出して聴いて下さい」ということで始まった「You make feel so bad」も良かったです。
あんまり好きじゃなかった3rdの曲も思ったより良くて、掛け合いも面白かった「DON'T BEAT」も良かったし、「FRIDAY NIGHT」もかなり盛り上がってました。こうやって生で聴くと、3rdアルバムはダンスミュージックだったんだなと思いましたね。そんな中でやはり耳に残ったのが松下氏のドラムスで、あの巨体から体重の乗った音をバシバシ叩き出し、時にはハウスミュージックのように的確なリズムで高揚感を引き出してたと思います。彼も含めて、バンドとしての呼吸がすごく圧巻でしたね。「HIMITSU GIRL〜」とか「HARD LIQUOR」なんかではストップ&ゴーって言うんですかね、あの『間』を作り出す空気ってのに圧倒されました。その割には「ハッ」とか「カッ」とかいう掛け声で軽く笑いが起きてて、笑うとこじゃないだろって思いましたね。そう言えば、この笑ってた輩達はしきりに「やべー、やべー」って言っててちょっとうざかったです。
最後、「LIFF MAN」で終わるのかと思ったら、来ましたよ。「半透明少女関係」。この曲でテンションも最頂になって、前まで掻き分けて行ってモッシュしちゃいました。客も大爆発という感じで、大盛り上がりでしたね。「エエジャナイカ、エエジャナイカ」みたいな掛け合いもあってすげー楽しかったです。アンコールは「KIMOCHI」で、思ったよりあっさり終わって、客上げも「野に咲く〜」のところもなしでした。残念。
この日の個人的ベストトラックはぶっちぎりで「半透明少女関係」。とにかく最高。次いで「CRAZY DAY CRAZY FEELING」。聴きたい曲も大体聴けたし(これに「自問自答」と「SEKARASIKA」と「6本の狂ったハガネの振動」が聴けてたら完璧)、3rdアルバムの曲もテンションが上がったし、十分満足しました。またライブがあればいつでも見たいですね。
ちなみに向井氏のMCは相変わらずで、一回何か言った後に客が無反応になったのが面白かったですね。あとは「高松」、「讃岐」、「うどん」あたりを連発してました。