SUPER FURRY ANIMALS / RINGS AROUD THE WORLD、RADIATOR

リングス・アラウンド・ザ・ワールド

Radiator

　買ったのはどちらも国内盤です。アマゾンの中古で400円〜500円くらい。少し前にやたら『Guerrilla』にハマっちゃってよく聴いてて、『Phantom Power』を久しぶりに聴いたらやっぱりすげー良くて、『Hey Venus!』もよく聴いたらすげーいいなーと思って、そんなこんなで彼らに対する再評価が上がって、持ってないCDを揃えちゃおうということです。『RADIATOR』のほうは昔持ってたんですけど売っちゃってて、買い直すことになりました。
　『Ring Aroud The World』は彼らのスイートなメロディとエクストリームなサウンドが共存した面白いアルバムだと思います。彼らのアルバムの中でも1番メロディにクセがあるんじゃないですかね。中には「Ring Aroud The World」のようなシンプルなポップソングや、「Juxtapozed With U」のような最高なバラードも収録してますが。続く「Presidential Suite」もいい曲ですね。後半の怒涛の展開が面白い「No Sympathy」がこのアルバムを象徴してる気もします。
　『Radiator』は今聴くとすごいポップだと思いますね。『Guerrilla』や『Ring Aroud The World』ほどユニークで変わってるって感じでもないし、1stほどシンプルなロックって感じでもないし、やっぱりその中間に位置するんでしょうかね。サウンド的にも1stよりエレクトリックな要素が増えてて、後のアルバムへと続く過程がうかがえます。今回再発見したのは「She's Got Spies」と「Torra Fy Ngwallt Yn Hir」がいいなーと思ったのと、「Moutain People」は名曲ですね。
　1stから順番に聴くとバンドの成長が感じられていいすね。どんどん新しいサウンドや音楽性を取り入れてるのが分かります。とりあえずCDで持ってないのは最新作と『Mwng』だけになったので、またそのうち買いたいと思います。