サマソニ08レポ

2日続けてネットカフェへやって来ました。サマソニのレポを一気に書いちゃいます。
まずは初日。西九条からタクシーで会場へ。まずはオーシャンのTHE WOMBATS。まあ、普通のロックンロールバンドってな感じ。今年はあんまりキチンと聴いてない新人系が多かったので、ショウケース的にどんどん見ようかと思って、数曲で抜けてスカイへ。THE TING TINGS。かなり売れてるようで、確かにすげーポップでこれは流行るなーという感じ。最後らへんまで見て今度はダンスステージへ。THE TEENAGERSです。視聴した感じはすげークールなバンドだと思ってたんですけど、何てことない普通のロックバンドでした。動きとかアホっぽいし。演奏ヘタクソだし。けど、メロディとかクセになる感じで、最後の方はボーカルの人が下に降りてきて煽ったんで、けっこう盛り上がったし、すぐ近くでいたんで楽しめました。
終わると今度はソニックへ。いつも思うんですけど、ソニックステージは涼しくて快適すぎですよ。見たのはMUTEMATH。リズム隊がしっかりしてて、ドラムとかかっこ良かったですねー。最後らへんでみんなが打楽器を打ち始めたところも興奮しました。これですごいメロディメーカーとボーカルがいれば無敵なバンドになれそうですね。
終わったあとオアシスでカレーを喰うもイマイチ。で、ソニックに戻ってきてBIFFY CLYROてのを2階で。全員が上半身裸に赤いパンツっていうアホっぽいいでたちで、曲もアホっぽいハードロック風でなかなか面白かったです。その後抜けてダンスのNEW YOUNG PONY CLUBを見に行こうかと思ったんですけど、途中、パークで演奏してたBEDOUIN SOUNDCLASHってバンドがなかなかいい感じで見ることにしました。スカとかレゲエ調のゆるいロックンロールで、夏っぽくていい感じでしたね。「Stand By Me」のカバーをして客に歌わせたり、さらっとクラッシュのハマースミスをはさんだり、けっこう今の趣味にマッチしてて偶然の出会いに感謝です。
終わるとソニックへ戻ってきてSUPER FURRY ANIMALS。予想通りいいライブをしてくれたんですけど、この前フジで見たあの興奮を超えることはなくて、まあ、まずまずといった感じ。新作で好きな「Show Your Hands」も聴けなかったし。やや残念感もありつつ、今度はスカイへ。DEVOです。彼らが予想以上に現役感があって、今のニューウェーブバンドたちに遜色ない音を聴かせてくれたんじゃないかと思います。すげー良かったです。「Satisfaction」とか「Mongoloid」あたりの聴きたい曲も聴けたし大満足。
終わったあと、最後は迷ったんですけどJUSTICEを見ることに。バッキバキでかっこ良くて、かなり踊れました。ステージもかっこ良かったですね。終わってくたくたになりながらオーシャンのCOLDPLAYの終盤を後方で。予想通りな感じ。「Scientist」をアコースティックでやってそれが良かったです。初日はこんな感じで終了です。まずまず満足。



続いて2日目。まずはスカイのTHE METROS。これはすげー好き。初期パンクを下敷きにしたアホっぽいバンドで、こういうバンドは大好きですね。メロディもいいし、気に入りました。終わるとソニックへ行ってBLOOD RED SHOES。なんかすげー人が多くて驚きましたけど、なかなかかっこ良かったです。次はダンスへと移動してYELLE。初日の東京情報ですげーいいということだったんですけど、まずまずってな感じ。確かに煽り方とかキュートなんだけど、なんかオシャレ感を感じちゃって、テンションが上がりきりませんでしたね。
そのまま残りでSANTOGOLD。YELLE終わりで残ってたらガラガラになってきて、ちょっと前まで行ってみようかってことで、余裕で最前をキープしました。正直、生まれて初めての最前。まあ、1番前でも圧迫とか全くなくて、普通にライブを見た感じで、まずまずでした。
終わると今度はブリーズへ。楽しみにしてた髭(HiGE)ですよ。けっこう行けるだけ前に行って1曲目の「ハートのキング」であーかっこいいなーって見てたら、次の「ロックンロールと5人の囚人」ですげーモッシュ。なんかこういうライブはかなり久しぶりで、すげー楽しかったんだけどすげーしんどくて、ゆったりの曲で休憩みたいな。「溺れる猿が藁をもつかむ」とか「ドーナツに死す」とか大好きな曲が聴けて嬉しかったですね。欲を言えば「GOO」とか「マヌケなクインテット」あたりも聴きたかったんですけど、まあ満足しました。
終わるとありえないくらいくったくたで、次何見るとか言う前にとにかく休憩。で休憩も兼ねてソニックへ。DEATH CAB FOR CUTIEを2階で。すげー贅沢な休憩。居心地が良くて演奏と相まってかなりいい感じ。知ってる曲も2〜3曲聴けたし、「Title And Registration」も良かったし、その後に弾き語りでやった曲(後で調べると「I will follow you into the dark」って曲のようです)もすげー良くて、癒されました。これまた満足。ということで満足したんで、今度はパークへ行ってSCOTT MURPHY。もはや日本人。日本語うますぎ。浜崎とか長渕とかイェントンバンドのパンクカバーを楽しみました。やっぱりこういう楽しめるバンドはいいですね。
で途中で抜けてオーシャンへ。さあ、THE VERVEですよ。これが想像以上にすげー良くて、リチャードのボーカリストとしての存在感にやられました。2曲目あたりの「Sonnet」から、もう彼の声に引き込まれてまくって感動してたら、「Drugs Don't Work」のときにありえないくらい綺麗な夕日が現れて、モニターに映ったときには夢見心地な感じがしました。最後は「Bittersweet Symphony」で、イントロを聴いたときには久しぶりに泣くかと思ったほど感動しましたね。ほんとに大感動のライブで大満足。
終わるとスカイへ行ってSEX PISTOLS。まさか生で見る日が来るとは。正直PRODIGYも見たかったんで、2〜3曲見てから移動しようと思ってたら、同じ考えの人ばっかりで入り口あたりめちゃ混んでるし。しかも、そういうのを察知してか全然出てこないし。結局20分くらい押して出てきた彼らは、完全に現役感ゼロで、まあ正直予想通りな感じ。周りみんな棒立ち。なんかこの状況がやたら滑稽で、印象に残りました。
結局3曲くらい聴いてオーシャンへ移動。PRODIGYです。やっぱりバッキバキで、こういうライブは踊るしかないでしょってことで楽しみました。この前エレグラで聴けなかった「Voodoo People」が聴けてテンションがかなり上がったし、最後の「Smack My Bitch Up」では予想通りアドレナリンが全開になるくらい踊りました。これで「Out Of Space」が聴ければ完璧だったんですけどね。
終わるとダンスステージへとダッシュ。今年最後はPENDULUMです。PRODIGY以来の衝撃なんて言われてるらしく、確かにバッキバキでどの曲もアゲアゲでした。もうこのへんになると、踊るほかなしって感じで最後の最後でガンガンに踊りました。楽しかったっす。マジ楽しかったっす。



とりあえずまとめ。ベストアクトはやっぱりVERVEですかねー。PRODIGY、HiGE、DEVO、PENDULUM、JUSICEあたりも良かったです。今年は砂埃の対策もしてたし、帰りのバスもほとんど待たすに乗れたし、かなりいろんなとこで改善されてるのが分かって好感が持てました。パークのところの飯をもうちょっと充実して欲しいのと、ダンスステージの暑さを改善できればさらに良くなる気がするんで、よろしくお願いします。あと、ビールがコロナだけってのはありえませんよ。これは大きなマイナス。ちょっと高かったけど佐世保バーガーは美味かったです。
こんなもんでレポ終わり。サマソニにもやっぱりサマソニの楽しみ方があって、フジに負けてないところがありますよ。ということで、来年も行けたら行きます。