DIG!

DIG! [DVD]
アメリカのロックバンドThe Brian Jonestown Massacre(以下BJM)とThe Dandy Warhols(以下DW)を7年間も密着した作品。ヒットしてイギリスのフェスにまで出るようになったDWと、ボーカリスト・アントンの暴虐無人ぶりで相変わらずアンダーグラウンドで活動してるBJMを比較する感じで進んでいきます。*1ライブ中にケンカしたり、メンバーをクビにしたり*2とやりたい放題をしてたBJMは、結局空中分解してしまったようで、成功を収めることが出来ません。片やDWはCMに曲が使われたりして*3人気もうなぎ上り。アントンはそれを商業主義だとして批判します。DWはアントンのことをストーカーだと言ってけなします。とまあ、こういうストーリーです。
BJMのライブ映像が多くあるんですが、メンバー同士で本気でケンカを始めたり、切れて演奏をやめたり、客の頭を本気で蹴り上げて逮捕されたりと、メチャクチャぶりが面白かったすね。完全にアホです。
「Going To Hell」という曲のPV。この曲はけっこうポップで聴きやすいです。ケンカしてるシーンなど映画と同じシーンもいくつかありますね。

*1:と言ってもBJMのほうも、ある時期は日本の雑誌でも紹介されてたし、僕もアルバムを持ってました。おそらく中古で『Strung Out In HEAVEN』というアルバムを買った記憶です。けど手元に今無いんで売っちゃったんだと思われます。最近はほとんど名前を聞かないすね。

*2:中にはBlack Rebel Motorcycle Clubの主要なメンバーとして活躍してる人もいるようで、驚きましたね。

*3:「Bohemian Like You」ですね。たしかボーダフォンのCMだった気がします。