RED HOT CHILI PEPPERS 1
- アーティスト: レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージックジャパン
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: CD
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まずは1stの『RED HOT CHILI PEPPERS』思い入れ度1、好き度3。
正直言うとこの作品に対する思い入れはほぼゼロ。CDでも持って無いほどだし、それに加えて内容もちょっと不出来だと思います。のちに『OUT IN L.A.』とかこの再発日本盤にもデモテイクが入っててその内容はそんなに悪くないんで、やはりよく言われるように音作りが完全に失敗してると思います。プロデュースしたアンディ・ギルが上手く料理出来なかったんでしょうねー。まさしく初期のGANG OF FOURのような音で録ってたら、おそらくかなりのかっこいい作品になってたと思われるんで、やや残念な結果に。
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これまたこの作品にも思い入れはほとんど無いんですよね。中古でけっこう後から買って、ほとんど聴かれずに放置されてます。前作でのニューウェイブな音作りに失敗したせいかどうか分かりませんけど、この作品ではジョージ・クリントンをプロデューサーに招きいれ、完全にファンクを目指してます。「JUNGLE MAN」、「HOLLYWOOD」、「IF YOU WANT ME TO STAY」あたりはベストにも収録されてるし、初期の代表作になるんですかね。後半はラップも入って後にと続くミクスチャーぶりを発揮はしてるんですけど、音が軽いんでロック的要素が少々足りなくて、ちょっと物足りなさを感じますね。今久しぶりに聴いてたら、思ったよりはいい感じです。「CATHOLIC SCHOOL GIRLS RULE」のPVがエロくていい感じだった記憶があります。
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この3rdアルバムにはかなり思い入れがあってよく聴いてて、『母乳』よりも断然好きだったこともあります。彼らのスタイルが固まりつつある作品で、いわゆるミクスチャーロックを確立した作品だと思います。前作から比べると格段にロック色が強まって、サビではコーラスをつけたりとポップさも加わってますね。行進するPVのイメージがぴったりの「FIGHT LIKE A BRAVE」、名曲「ME&MY FRIENDS」、ロックぽい「BACKWOODS」、やたら速い「SKINNY SWEATY MAN」、ディランのカバー「SUBTERRANEAN HOMESICK BLUES」、お前のプッシーの上でパーティがしたいというめちゃくちゃな「SPECIAL SECRET SONG INSIDE」等々、聴き所満載で、その他の曲もなかなかです。ライブDVD『OFF THE MAP』でもラストに「ME&MY FRIENDS」が演奏されてるし(この映像は必見)、このへんの曲をフジロックでも演奏して欲しいものですね。今聴いてたらやっぱりテンションが上がります。