PUNK:ATTITUDE A FILM BY DON LETTS

パンク:アティテュード [DVD]
ドン・レッツが監督したパンクロック一大絵巻。パンクムーブメントを綴ったフィルムはけっこうありますけど、これが決定盤になるんですかね。TELEVISIONやMC5からCLASH〜PISTOLSあたり、JAMES CHANCEからBAD BRAINS、SONIC YOUTHRANCIDに至るまでものすごく膨大な数のバンドを網羅してるばかりか、ジム・ジャームッシュCBGBのオーナーあたりのインタビューもてんこ盛りです。これを観るとおおまかなパンクの歴史はほぼ分かるんじゃないでしょうかね。いろんな人にインタビューしてて、すっかり定着したハゲ頭のミック・ジョーンズとか、ちょっと若い頃のビートたけしみたいになったキャプテン・センシブルとか一杯出てきます。なかなか面白いです。個人的には、こういう映画でなかなか注目されない80年代のバンド(AGNOSTIC FRONTDEAD KENNEDYS、BAD BRAINS等)にも時間を割いてて、嬉しかったですね。ヘンリー・ロリンズも一杯出てきます。そう言えばジェロ・ビアフラは初めて映像で観ました。思ってたより見た目普通でしたね。