真夜中の弥次さん喜多さん

真夜中の弥次さん喜多さん DTS スタンダード・エディション [DVD]
これも変な映画と言えばそうですよね。途中まではいつものクドカンという印象なんですけど、途中からサイコでサイケデリックな雰囲気が出てきます。*1チョイ役を含めかなり多数の出演者や、ころころ変わるシーンなんかで、すごく詰め込んでる感じを受けました。初監督ということで、とりあえずやりたいことを全部やっちゃったような感じなんですかね。ストーリーとしては、いろんなとこに飛びながらも、最後には筋が通ってるように出来上がってると思います。全体と通しては、面白いとは思うんですけど、もっと単純な方が良かったような気もするんですけどね。どうなんでしょうか。ちょっと最後の方は分かりにくいところもあると思います。荒川良々が出てくるシーンなんかけっこう不気味ですよ。僕的にはやっぱり前半のコメディ風味の方が好きですね。

*1:IWGP』もこういう不気味な印象はありましたよね。加藤アイが二重人格と分かるあたりから。