NINE INCH NAILS/AND ALL THAT COULD HAVE BEEN

ナイン・インチ・ネイルズ・ライヴ : アンド・オール・ザッツ・クッド・ハヴ・ビーン
でこれがそのCDなんですけども、もしかしたら、もうなかなか手に入らない品物かもしれません。DISC 1の方にはライブが、DISC 2の方にはこの当時の新曲と既出曲の別バージョンが入ってました。NINのCDはほぼ全て持ってるくらい一時期はまってたんで、何故買わなかったのかよく覚えてないんですけど。
ライブの方は1stから『fragile』まで満遍なく選曲されていて、ちょっとしたベスト的要素も持っています。こうやって聴くと改めて1stの頃の曲の良さが浮かび上がってきますね。1stなんかは今から考えると15年くらい前になるんで、音的には古くさい感じがしますけど、ライブで聴くと「terrible lie」とか「head like a hole」なんかのメロディの良さが際立ってると思います。そのちょっと後の「gave up」とか「wish」しかりです。もちろん「march of the pigs」なんかもいいんですけどね。『fragile』の曲はスタジオ盤のほうがいいような気も。「hurt」の前が「starfuckers」というのもちょっと納得できませんけど、聴いてたらやっぱりテンション上がりますねー。サマソニの前にまた聴き込むことにします。
DISC 2の方はピアノを中心にした曲が並んでいて、アンビエントな作りとでもいいますか、そんな感じです。既出曲もこのアルバムのために再構築されていて、まるでこのアルバムのために作られたかのようなハマリ具合です。「the becoming」とかかなりかっこよくて、余裕で原曲を超えてる気が。新曲の7もすごくいいです。いやいや、めちゃくちゃいいですね。て言うかこのアルバム自体めちゃくちゃいいじゃないですか。新作がだんだん霞んできてしまいましたよ。まずいですねー。