ルードボーイ

僕が1番好きなバンドは?と聞かれたら決まって答えるのがTHE CLASHなんですよね。もう存在しないんで僕の中で神格化してるところはあるんですけど、音楽的にも、スタンスも、見た目もここまで完璧にかっこいいバンドってなかなか無いような気がします。この映画はクラッシュのライブ映像がてんこ盛りで、そこらのブートライブなんかより断然いい作品となってます。ストーリーはバンドのローディーをしてるろくでなしの視点でツアーの裏側とか、当時の社会情勢なんかを中心に描かれています。この映画の字幕なしのやつは見たことあったんですけど、正直ストーリーはちんぷんかんぷんでずっと気になってました。DVDでも買おうかなと思ったりしてたところだったんで、レンタルで見つけた時は飛び上がりましたね。
内容のほうですけど、何と言っても見所はライブ映像です。1st〜2ndの曲が中心に代表曲はほぼ網羅されてます。もうねー、かっこ良すぎ。集会での「白い暴動」とかやばすぎだし、「ポリスとこそ泥」、「ハマースミス」、「セイフヨーロピアンホーム」、「コンプリートコントロール」、「アイフォートザロー」等々当時のライブ映像は最高ですよ。ジョーもミックもポールもトッパーもとにかくかっこいいですね。録音風景なんかも軽く見れるし、ミックの「ステイフリー」なんか泣けますね。ほんとにいい曲です。sham 69のジミーパーシーもちょっと出てました。ライブ中に曲の和訳が字幕で出るのがちょっとマイナスですけど、ほんとにクラッシュの映像作品では最高の作品だと思います。この時代に生きて生で見たかったですね。最高に好きなバンドです。