SMASHING PUMPKINS / Mellon Collie and the Infinite Sadness

Mellon Collie & the Infinite Sadn

　ツタヤで200円で売ってたんで買っちゃいました。昔MDで持ってたときは収録時間も長いしそんなに聴かなかったイメージなんですけど、『サイアミーズ・ドリーム』と並ぶ彼らの最高傑作だけあって、こうやって改めて聴いてみるとやっぱりすげーいいすね。熱狂的な支持があったのも分かる気がします。これだけの大作をほぼ一人で作詞作曲してしまったビリー・コーガンはやはりすごいなーというのが素直な感想です。この頃が絶頂期だったんでしょうね。
　楽曲もバラエティに富んでいて、「Tonight,Tonight」のようなロマンチックな曲から、いきなり激しい「Jellybelly」へなだれこみ、「Zero」、「Here Is No Why」、「Bullet With Butterfly Wings」と続く1枚目の前半だけでもうお腹一杯になりそうな充実ぶりです。1枚目の後半にもヘビーな「An Ode to No One」や感動的な「Galapogos」などなど聴き所が満載だし、2枚目は名曲「1979」を筆頭に、メランコリックで美しい曲が多くてこれまた聴き所が多くて、コレだけのクオリティを保った2枚組はなかなか無いですよね。90年代オルタナティブロックの名盤だと思います。