BASEMENT JAXX / ZEPHYR

Zephyr

　どうも昨年の年末頃に出てたようですね。昨年の『スカーズ』はもともと2枚組で出す予定だったのが、結局は1枚となり、収録されなかった曲を集めたアルバムのようです。ここではアゲアゲダンスユニットとしてのBASEMENT JAXXの一面は完全に封印され、チルアウトな作りとなっています。これはBサイドというよりは完全に別作品であって、いつものBASEMENT JAXX節を期待すると完全に肩透かしを食らうので注意が必要ですね。
　民族楽器をフィーチャーしたり、ドラマチックなアプローチだったり、細かいサウンドテクスチャーだったりと、なかなか面白いアルバムではあると思うんですけども、個人的にはBASEMENT JAXXとしてはこういうアプローチは特に期待してないんで、まあ、箸休め的なものではアリかなという感じですかね。映画のサントラ的なものにしたらハマりそうですけど。