最初に聴いたときは、何だよこの地味具合って正直思ったんですけど、何回か聴いてきたらかなり耳になじんできました。何なんですかねー。この渋みと言うか、この味は。個人的に一番ぴったり来る表現は『マカロニウェスタンを思い起こさせるような』アルバム。宿場町、馬、ガンマン、対決。ポップになったようで、深くなったようで、懐の深さを見せ付けられますね。めくりめくストレンジポップアルバム。「Put The Sun Back」、「Jacqueline」の2曲はかなりの美曲。この2曲だけでも買う価値ありです。いい曲です。
