必殺!?ブレイキン・カンフー

でまあ、コレなんですけども、かなり面白かったです。アメリカのヒップホップレーベル、Tommy Boyが制作したTVシリーズのようで、簡単に言うと、バラエティ番組なんでしょうかね。WU-TANG CLANを例にしても、ヒップホップとカンフーってのは何かこう精神的なものとか、よく分かりませんけど、どこかで繋がってるような雰囲気があると思うんですよね。で、この作品はまさにその完成形では無いかと、大げさに言ってみたりします。内容としては、古い香港か中国か分かりませんけども、カンフー映画をヒップホップ風にアテレコしてるだけです。ただ、どっからどう見てもアジア人丸出しの男が、｢Hey Yo、What's Up?｣なんて言ってるだけで笑えますよね。ストーリーとか、かなりくだらないんですけども。ネイティブアメリカンなら倍くらい楽しめるのにとか思って、悔しかったりします。階段の下に敵が隠れてたりする場面では、いちいち『People Under The Stairs!』って出てきたりと、細かいところでも凝ってましたね。これはヒップホップファンにはおすすめです。
あと、途中で入ってるCMがやたらエロいなーとか、漢字ってのはクールなものとして予想以上に浸透してるんだなーとか思いました。