RED HOT CHILI PEPPERS 2

母乳

母乳

4thアルバム『母乳』思い入れ度6、好き度8。
ちょっと買ったタイミングが悪くて『PARTY PLAN』とか次の『BSSM』ほどは聴いてないんですけど、初期の代表作と言われるだけあって良く出来たいいアルバムだと思います。前作よりもよりヘビーになって彼らの作品では一番尖った音になってて、かなり上がりますね。1曲目の「GOOD TIME BOYS」からがっつりとロックを聴かせてくれます。続くスティービーのカバー「HIGHER GROUND」、「SUBWAY TO VENUS」、レイカーズ応援歌「MAGIC JOHNSON」と一気になだれ込むこの辺の流れはいいですよね。あと個人的に好きなのは「KNOCK ME DOWN」で、この曲は彼らの作品の中でもかなり好きですねー。終盤の半音上がるところでは何とも言えない高揚感があります。「STONE COLD BUSH」、ジミヘンのカバー「FIRE」、高速の「PUNK ROCK CLASSIC」あたりもヘビーでかっこいいし、「TASTE THE PAIN」も好きですね。名曲多し。



アウト・イン・L.A.

アウト・イン・L.A.

編集盤『OUT IN L.A.』思い入れ度2、好き度5。
このアルバム自体に思い入れはあんまり無いんですけど、聴いてるとなかなか楽しめますね。やっぱり聴き所は後半のデモ集で、初期の音源の、彼らの原点を剥き出しで聴くことが出来ます。かなりファンキーだし、どう考えても1stアルバムよりも数段かっこいいですよね。特に「GREEN HEAVEN」のイントロなんかはインパクトがあって、かなりかっこいいです。



5thアルバム『BLOOD SUGAR SEX MAGIK』思い入れ度10、好き度10。
前にちょっと書きましたけど、とにかくめちゃくちゃ聴きこんだアルバム。高2か高3の頃、偶然このアルバムと出会っちゃったことによって、ますます音楽にはまり込むことになりました。当時まだヒップホップもパンクもファンクもオルタナも聴いたことのない自分には、かなり強烈なインパクトを残しましたね。こんなにかっこよくてクールな音楽があったのかという感じで、この後フィッシュボーンやレイジ、ニルヴァーナからビースティあたりへと聴く範囲が広がって行きました。ただこの頃は金もないし情報もライナーくらいだったんで、次へ進む前にとにかくこのアルバムをアホみたいに毎日聴いてましたね(1曲目から順番に10回づつ聴くとか。)
音的にはプロデューサーがリック・ルービンに変わったせいか、前作よりもかなりシャープで音数の減った音作りになり、よりポップに、よりファンキーに、よりグルーヴ感の溢れた作品となってます。とにかくどの曲も大好きなんですけど、あえて挙げるなら「THE POWER OF EQUALITY」、「IF YOU HAVE TO ASK」、「BREAKING THE GIRL」、「THE RIGHTOUS&THE WICKED」、「GIVE IT AWAY」、「BLOOD SUGAR SEX MAGIK」、「UNDER THE BRIDGE」、「MY LOVELY MAN」、「SIR PSYCHO SEXY」あたり。ちょっと挙げすぎですけど。特に「THE POWER〜」から「BREAKING THE GIRL」へと続く頭3曲と、「THE RIGHTOUS〜」から「UNDER THE BRIDGE」の中盤の流れが最高に好きですね。最後まで聴き所が続き、やはり個人的には彼らの最高傑作だと思います。
最近のライブでは代表曲の「GIVE IT AWAY」と「UNDER THE BRIDGE」、あと「THE POWER OF EQUALITY」をやるかやらないかといった状況のようです。出来れば「IF YOU HAVE TO ASK」とか「MY LOVELY MAN」、「SIR PSYCHO SEXY」も聴いてみたいですね。



ソウル・トゥ・スクイーズ

ソウル・トゥ・スクイーズ

シングル『SOUL TO SQUEEZE EP』思い入れ度6、好き度8。
とにかく1曲目の「SOUOL TO SQUEEZE」につきます。オリジナルアルバムに収録されてない超名曲。ベストには入ってるんですかね。入ってるみたいです。彼らの作品の中で1、2を争うほど切ないメロディーで琴線に触れます。すげーいい曲です。個人的には「UNDER THE BRIDGE」よりも断然こっちです。今考えたら2曲目以降はライブとかリミックスであんまり面白くないんで、ベストを借りて聴いた方がいいかもしれませんね。「NOBODY WEIRD LIKE ME」のライブはなかなか迫力があります。