曽我部恵一/ラブレター

ラブレター
今さらなんですけども。何故かアマゾンで特価1000円で売ってたんで買ってみました。*1最初にぱっと思いついた感想は、最近の彼の趣向というか、もろ銀杏BOYZへの愛情?憧れ?が如実に表れたアルバムだなという感じです。1曲目の「バタフライ」の変調するところでかなりびっくりしましたね。「セブンティーン」なんかはライブで聴いてたんで、ある程度のロックは予想してたんですけども、まさかここまでのパンクロックまで演ってしまうとは。これが今の彼のモードなんでしょう。開き直ったと言うか。
最初は彼らしいメローなM2「有名になりたい」とかM7「抱きしめられたい」、どうしても「サマーソルジャー」を思い出させるM11「吉祥寺」あたりが好きだったんですけど、聴いてるうちにM1「バタフライ」が頭が離れなくなって今はこの曲が一番好きですね。全体的にもコンパクトで気に入ってるんですけども、M8「あたらしいうた」は何回聴いてもブルーハーツの「終わらない歌」をイメージしてしまってあまり好きになれないのと、M9「きみの愛だけがぼくのハートをこわす」は音がちょっと気に入らないですね。*2そこが少々マイナスです。
けどやっぱりいいですよね。今聴いてるんですけど。いいアルバムだと思います。『STRAWBERRY』も勢いで買っちゃおうかなと思ってきました。

*1:今見たら800円になってますよ!何なんですかね、この安さは。

*2:この曲はライブで弾き語りしたんですけど、その時の方がかっこ良かった気がしますね。