グラフィティ・ロック

昨日*1、この前借りてきてたasin:B000BBU2TM:titleを見ました。ヒップホップの歴史を語る上では外せないとの触れ込みだったんですけどねー、実際見てみたら、突っ込みどころ満載のなかなか面白いものでした。本編はテレビで放送されたものらしく、一言で言うならNHK教育でヒップホップを紹介してるような感じですかね。ちょっとイメージが沸きにくいかもしれませんけど、とにかくすげーオールドスクールなんですよ。て言うかぶっちゃけダサイじゃないかと。お母さんといっしょとかそういうイメージのセットに、DJと擬似的に作ったフロアで素人がダンスしてて、そこに二人のMCが出て来てラップで番組を進めていくという、よく分からない構成でした。DJがスクラッチしてみせたり、ダンサーのチームが出て来てブレイクダンスを踊ったりするのを冷ややかな目で見てたんですけど、最後にはRUN DMCが出て来て「SUCKER MC」を披露してて、これはかなりかっこ良かったです。でラップバトルなんかしつつも「FRESH! FRESH!」って連呼してるうちにあっという間に終わっちゃいました。30分くらいだったと思います。ちょっとやられましたね。
で特典映像が逆に50分くらい入ってて、これもブートレグのライブ(ギグ?とは言いませんよね。スタジオ内でもデモ的なもん)っぽい映像とか当時のパーティなんかの映像がずっと繋げられてました。けっこういろいろなラッパーが出てくるんですけど、聞いたことない名前ばっかりで、ラップの内容も「オレ最高、ビートでロックするぜ」てなもんでほとんど被ってて、あーオールドスクールだなーと妙に納得してしまいました。まあ、見てる間はけっこう楽しめましたね。ヒップホップ好きなら一見の価値があるか無いかは、正直よく分かりません。ちなみに映像はフレイヴァー・フレイヴですけど、この人はまったく出てません。

*1:と言っても実際は途中で寝ちゃって残りは今日見たんですけど。