PUBLIC ENEMY/LIVE FROM HOUSE OF BLUES

ツタヤで音楽DVDを置いてるのを初めて知っていろいろ借りてきました。まず今日見たのがサマソニで残念ながら見れなかったPEの99年のライブ盤。これを見て一番思ったのは、フレイヴァーの存在感ですね。正直フレイヴァーのいないPEなんて、クリープの入ってないコーヒーなんて生易しいもんじゃなくて、ビアガーデンで飲むノンアルコールビールくらいな、乳のないコイケエイコぐらいな印象を受けました。チャックDは確かにかっこいいんですけど、インパクトで言ったらフレイヴァーがぶっち切りでしたね。変な被り物とか、手に持ってるバナナとか、相変わらず首からぶら下げてる時計*1とか、意味がよく分からない銅像とか*2、もう持ってる空気が違いました。あまりのかっこ良さにサマソニでの悔しさが半減しましたよ。
内容の方はけっこうベスト選曲で、「Public Enemy No.1」とか「Rebel Without A Pause」あたりの昔の曲も演ってて、楽しめました。あとラストの曲「Do You Wanna Go Our Way」は初めて聴いたんですけどいい感じでしたね。
それと観客に白人が多いなーと思いました。半分以上だったと思います。彼らって良きにしろ悪しきにしろ、黒人から圧倒的に支持されてた印象だったんですけどね。そう考えたらスパイク・リーあたりも黒人白人関係なく支持されてるのかもしれませんね。とか思ったりしつつ。
それとサポートかと思ってた人がプロフェッサー・グリフだったと。

*1:この前のNIGOみたいな。

*2:特典映像を見て、OJシンプソンの像だと判明。