閉ざされた森

閉ざされた森 コレクターズ・エディション [DVD]
で続けて見たのが、トラボルタとサミュエル・L・ジャクソンという『パルプ・フィクション』の相棒コンビが出てるサスペンスなんですけども、これはですねー、すごく難しいと言うか、ちょっとよく分からなかった所があったりします。物語が二転三転、四転くらいして、そう来たか!いやいや、そう来ずにこう来たか!みたいな感じでした。確かに面白かったんですけど、名前が多く出て来る上にジャングルのシーンでは絵的に暗いんでどいつがどいつか分かり辛かったりするし、冷静に考えると矛盾がありそうな気がしますね。もう一回見直したい気分なんですけど、眠いんで止めときます。主演二人(特にサミュエル〜)は相変わらずかっこ良かったですね。
以下少々ネタバレを含む感想。

脚本家のインタビューでも言ってましたけど、ほんとはトラボルタがサミュエルを殺してしまうというストーリーがもともと出来てたんだと思います。けど、諸々の事情で結局はみんな仲間だったという話なんですけど、全体の流れから言えば、トラボルタが悪役の方がそう来たか!という感じで面白かったと思います。で恐らくなんですけども、このエンディングの変更によって多少の無理が出てきたんじゃないかと思うんですけどね。二人の供述のシーンでもどうも矛盾ができてきてた気がします。名前(人物)が違ってた(パットと○○)というのと、トラボルタ実は悪役だったよ!という二点でも十分などんでん返しで全体もスッキリ行ってたと思います。というよりもトラボルタは悪役であって欲しかったですね。でスンナリ騙されたかったです。