NINE INCH NAILS/WITH TEETH

With Teeth (Dig)
『still』*1を聴くまではなかなかいいなと思ってたんですよね。ナインインチが帰ってきたよという感じで、それだけでOKくらいな勢いもあったんですけど。昨日書いたとおり、この『still』がちょっと良すぎて、それと比べて聴いてみると音作りとか劣ってしまうような気はします。メロディ的にはポップになってるんで、ライブでは盛り上がりそうですけども。3とか4は今までにありそうで無かった、シンプルでコンパクトな曲です。今作は1曲1曲がけっこう短くて、そういう部分でもポップで聴きやすい印象を与えてる感じがします。
個人的には今は1とか8、9が気に入ってるんですけど、どちらかと言えばこれまでのNINっぽい7みたいな曲より、エレクトロクラッシュぽくて、今のサウンドに合わせたような8みたいな曲の方がいい出来な感じなのは、ちょっと気持ち的に微妙だったりします。9はいいですね。こういう曲も今まであんまり無かったと思います。「burn」にちょっと似てますかね。*2あと、2はあまり好きな感じでは無いんですけど、ライブでは客が盛り上がりそうですね。僕はひねくれてるんで、やはりこの曲よりも「GAVE UP」のほうがテンションが上がると思います。

*1:昨日書いたライブアルバムのDISC 2をこう呼ぶみたいです。

*2:で今久しぶりにburnを聴いてみたら、burnの方が100倍くらいかっこいいですねー。やはり。